1981-11-12 第95回国会 衆議院 建設委員会 第2号
官紀粛正というか、そういうこと。 それから三点目には、業界と各省庁、業界と政治献金と続いた政治、言えば政財官の癒着構造、こういうものが背景をなしてきている、こういう点も正していかなければいけないのではないか、こういうふうに思うのです。そこで、こういうそれぞれの問題について入っていきたいというふうに思うのですが、まず行政管理庁にお伺いいたしたいというふうに思います。
官紀粛正というか、そういうこと。 それから三点目には、業界と各省庁、業界と政治献金と続いた政治、言えば政財官の癒着構造、こういうものが背景をなしてきている、こういう点も正していかなければいけないのではないか、こういうふうに思うのです。そこで、こういうそれぞれの問題について入っていきたいというふうに思うのですが、まず行政管理庁にお伺いいたしたいというふうに思います。
当然でございまして、そういう汚職事件が起こることはやはり行政に対する信頼というものにつながることは、楢崎君の御指摘のとおりでございまして、政治の信頼には政治モラル、清潔な政治、こういうものが絶対に必要であるということで、この点に対しては人一倍注意はしておるようでございますが、いま言ったような事件が起こりましたことは、私もまことに遺憾至極に考えておりますが、ただ、おざなりでなしに、今後は国家公務員の官紀粛正
○受田委員 これはまことに勇気のある御発言があったわけなのでございますが、ほかに責任を負う方法があるかということかどうかと思うのですが、私は、綱紀粛正、官紀粛正というものは、その任命権者自身がえりを正して国民の前にき然たる態度をもって臨む以外にないと思うのです。
そのために、現大臣着任になられましてから、数回にわたりまして、職場規律の維持並びに官紀粛正等につきましての通達を出しました。つい最近におきましても出しておるのでございますが、なお依然としてそういった事態が絶えないのは、これ私どもの指導の努力の足らぬことを痛感する次第でございます。
もう一つは、いまのお話のように、国民の税金で、国民の公僕として働く者は、仕事そのものをもう少し国民の幸福のためにやらなければならぬものを、国民の税金を汚毒する方面に使うということは非常に恥ずかしいことであるという廉恥心を、そういう道徳をわれわれは官紀粛正の中の第一項目に取り上げて、平素からそういう一つの格調の高い道徳心を涵養していくということが何よりも大事なことではないかと私は思うのであります。
で、政府におかれましても、こういう問題を、もっと官紀粛正といいますか、自粛して、国民の血税が正しく使われるように、強くこれを要望し、またこれを指導していただかないと、税金を払う国民の気持というものが、裏切られたような気がする。このごろことに、所得倍増計画で国全体が浮き足立っていると思う。こういうことがまた批難事項をふやしている一つの原因でないかしらと思う。
官紀紊乱の原因は、このほかにも多々ありますが、特に私がこの点を強調いたしましたのは、今日各官庁の外郭団体や公団、公社の幹部級に、高級退職官吏が目に余るほど存在しておる事実が、現職官吏を誘惑して、その倫理性、責任感を堕落させ、官紀紊乱の重大な要因となっておることを信じ、この点に徹底的なメスを入れることが、官紀粛正上最も望ましいと思うからであります。
従いまして、政府は、官紀粛正を伴う行政機構の全面的再検討ということをはかっていくべく、ただいま準備をいたしておる状況でございます。従来にも増して、お話しのような誤りのないように努力していきたいと考えております。
ですから、これは、休職制度という話も今出ましたが、そういう新しい問題もこれから参考にして、従来名前のあがった、当時関係した諸君は、官紀粛正の意味においても、相当やってもらわなければ、御協力できないというのも、私は当然だと思うのですよ。その点について、どうですか。
中には譴責あるいは勧告、注意というふうな形で、段階によって信賞必罰を期しておるのでございますし、まだ至らぬ点がございますれば、さらにそういう点で信賞必罰を期さねばならぬ、これが官紀粛正の一番具体的な一つの対抗策である、かように考えて参っておる次第でございます。
官紀粛正の見地から、建設大臣並びに首相の御所見を伺いたいと思います。
○受田委員 綱紀の粛正、官紀粛正というような問題は、あなたの方でこれを担当していただかなければならない問題であります。こういうところにつきまして、党人ではあるがこういう問題については秋霜烈日の気魂をもって当るのだということでございますので、そのお手並みを拝見申し上げることといたしまして私の質問を一応終ることにいたします。御苦労でありました。
○竹内政府委員 今回の立案におきましては、いわゆる公務員以外の事件師というような者は一応対象からはずしているのでございまして、これは、官紀粛正と申しますか、公務員の廉潔性を担保しようという趣旨からいたしまして、その他の者をはずしたのでございますが、仰せの通り、事件師、その他特に退官した元役人というような者の中に相当悪どい事犯があるということを聞いておりますが、これは将来の研究に待つことにいたしたのでございます
ところが、その書いてあることによりますれば、ドイツではそういう必要がないのだ、官公吏、議員に関する官紀粛正が別途きれいにできていて、その必要のないことが書かれておる。
官紀粛正の意味から申しましても実効が上っていない。公務員法の本旨から申しましても、公務員がそういうことをすべきではないと思う。ですからこれは一つ岸内閣としてこの次の選挙からは——いつ選挙があるか知りませんが、厳重にやっていただきたい。特にお願いを申し上げておくのであります。
そこで私は、その法律解釈のことは私もずいぶん意見を持っておりますけれども、それは別にいたしましても、あなたは先刻来官紀粛正を非常に強調された。官紀粛正の根本をなすものは何かと言えば、私は約束を守ることだと考えておるのであります。約束を守らぬでおって、何が官紀粛正だと私は言いたい。この約束というものは、あなたはそういう文書の交換はなかったとおっしゃっておりますけれども、確かにあっておるのです。
○岸国務大臣 綱紀粛正の問題、官紀粛正の問題は、私がかねて申しておるように、これは勧行してやっておるつもりであります。また秘書官の問題につきましては、なお調査した上で資料等必要なものは出します。
私から言わしむるならば、官紀粛正を言われる岸さんでありますから、その者に秘書官をやめさせて、そうしてフリーの身にして何ぼでも事前運動に出したらよろしい。それを国家公務員でありながら、しかもこういうような内閣の重要な職務を与えながら、賜暇と称し、あるいは出張と称し、あるいはそれとも称さざりしか、それはわかりませんが、聞くところによると、月の二十日ほどは選挙区に行ってじゃんじゃんやっておる。
館内の官紀粛正等につきましては十分注意いたさせまして、万全を期したい、かように考えております。以上でございます。
今回の改革案の一つ二つを拝見いたしましても、そのときの政府の鼻息のかかった改革であるというそしりを受ける点も発見できる、そういうような要因をはらんだ形の行政機構改革で、むしろ積極的に官紀粛正、機構の堅実化をはかろうとする目的とは逆の方向にいくような案をお出しになったのでは、あなたのお説の目的が達成されるかどうか、私ははなはだ憂えております。
特に私がこの機会にこの問題をきびしく追及いたしますのは、いかに綱紀粛正や官紀粛正を唱えてみても、今日のような選挙のあり方では、決してそういう結果は求められぬという、かなり悲観的な前提が私にはあるのです。これは私にあるだけでなく、ことに注意をいたさなければならぬ点は、法律もこういう点を留意してこういう強いことを命じておるものと思うのです。
官紀粛正をなすべきは、国務大臣の当然の任務であります。しかるに、張本人の船田大臣みずからが紊乱の先頭を切っておられるということ、このことを、私たちは軽々に黙過するわけには参りません。(拍手)まず第一に、それに関する幾つかの記事を読み上げてみます。
そうすると、森島検事は荒唐無稽のことを言うて上司に傷をつけて自分は身を引いたということに相なりまするならば、これまた官紀粛正の上から許すべからざることであります。いずれであるか、もう少し徹底的に調査なさらなければいけないのじゃなかろうか。どうも上すべりの調査ばかりやって事を糊塗しているように見受けられる。私は、諸君の報告に対しては異議のあることをここに厳重に主張しておきます。